もりとアート。始めました。(前編)
みなさんお久しぶりです。
めぐみと森のようちえんのひろです。
随分とブログがご無沙汰となっておりましたが、ブログ引越しも完了し、また更新していきますので、よろしくお願いいたします。
さて、めぐみと森のようちえんでは「遊び」「対話」「食」を大切にしています。
森での活動、豊かな自然環境での活動が主ではありますが、加えて、子どもたちへの仕掛けを2つ用意しています。
1つ目はリトミックとアートを通した表現活動を軸とした「ごかんであそぶ」
2つ目は料理と畑仕事を通した暮らしの学び「めぐみとくらす」
の2つです。
今回は「ごかんであそぶ」の「もりとアート」第1回のご報告です。
去年互いに引きあったように出会ったbookaさんがファシリテーター(先生のように教えるのではなく、内面を引き出したり学びや気づきを促進する役割の人)です。
先生とは違う立ち位置で、優しく見守ってくださいます。
子どもたちのやりたい!を助けたり引き出す役割とも言えるかもしれません。
この日は「絵の具あそび」がテーマでした。
3原色で一体どんなコトが始まるのか!
子どもたちは、ほぼ水彩絵の具に触れたことがない!
私たちも子どもたちもワクワク!
ここで出てきたのがストロー!
それぞれ好きな色を「選び」ます。
「選ぶ」ことは主体性を引き出す大切な要素として、多くの場面で「選ぶ」場面を設定しています。
さて、好きな黄色のストローを選んだあと、一体何をするのだろう〜?
ナナナ!!!
そういうことか〜!
やってみよ〜〜!
しかし肺活量が足りない!笑
ということで「予定不調和」を楽しみ
子どもたちとも探求してあそび始める私たち
森で過ごすのと同じ様に、細かくタイムテーブルが組まれたかっちりしたプログラムではなく余白が大切だと感じています。
例えば、子どもが好奇心に駆られ予想外の行動を取ったりしても、その芽を紡がないようにする余白。
こういう想定外を「どうしたら楽しめるのか」という余白や余裕が大切だとも考えています。
時には大人も悩んだり、失敗する姿を見せることも大切だと考えています。(もちろん配慮、準備もした上ですよ!)
ストローで探求する中で
絵の具にくっつけて吹いてみたらいい感じに。
その後、初めての筆入れ
大人は比較的「何かを描こう」として筆に迷う傾向があるような気がします。
子どもたちは純粋に湧き上がってくるものを表現しているようで、全く筆に迷いがない。
初めて筆を持ったらどんな振る舞いになるのか、想像できなかったのですが「そうか!」と子どもたちの迷いない表現を目にして深く頷く私なのでした。
最初の最初、一瞬だけ恐る恐るだったけれど、10分しないうちにもう夢中に描きまくる。
どんどん増える線や点
今度は筆を持ち替えて「戸車」で描き始めました。
まんまプレイスは元々建築屋さんがお住まいだったということで、「戸車」や「釘」など建材が残されています。
何か使えそうなものはないかと探したところに「戸車」が!
もうキャンバスなんて関係な〜い!
縦横無尽に走りまくる戸車
どうやら電車に見立てている様子
そして次は手につけて
また筆に戻って
とこれだけで午前中。
どれだけ濃いんだ!!!
昼からも面白かった!
これは1回では書ききれない。
2回に分けないとダメだな〜
ということで後編に続く
ひろ
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