報告|森の美味しいたからさがし!摘み菜を楽しむ春|3/29.Wed@根来山げんきの森
随分と前のお話です。
3月29日、オオシマザクラや根来桜が満開を迎えようとしている頃、根来山げんきの森で森のスペシャリストと摘み菜のスペシャリストの間に挟まれて、プログラムの下見をした私の心は踊っていました。
平谷 けいこ先生がナビゲートされる摘み菜の会は、興味があって参加した大人は勿論、連れてこられた子ども、幼児さんまで気がついたら摘み菜を楽しんでいます。
知識やテクニックも凄いのですが、先生からは溢れんばかりの「情熱」や「興奮」が子どもたちに伝わって、子どもたちを夢中にさせているのです。
私もそんな風に子どもの前で在りたいと、前を歩く先生の背中を観ながら思っていました。
先生の摘み菜の時間は、「自ら考える時間」「自ら見つける時間」「自ら動く時間」が沢山あります。
お料理の時間も、レシピやお手本、手順表がある訳ではなく、「はい、みなさん!味見しながらどれだけ入れるかみんなで考えて作ってくださいね。」と先生がおっしゃって、自分たちで完成図を想像しなら、何度も味見をしながら、作っていきます。
完成したお料理も先生が用意してくださったお料理もめちゃめちゃ美味しい!
なんだか懐かしくもあり、こんな風に野草ってお料理できるのか?!と驚きと発見もあって、何かあっても大丈夫な気がする。
と自信や勇気が湧いてきます。
春の摘み草を、探して、見つけて、香って、摘んで、食べて、五感をフルに使って楽しみます。
この感覚が子どもたちが大人になった時の「なんか分からんけど楽しかったなぁ」に繋がってさらにライフスタイルや子育て価値観に影響するのではないかなと思います。
めぐ森の食育を担当する私は、子どもたちと「食」の喜びを共有する上で、必要なものに触れたと感じた時間でもありました。
先生が主催する摘み菜を考える会の冊子「つみな」にめぐ森を取り上げてくださいました。
これを機会にぜひ!ご一読くださいませ。
(ぽぽ)
0コメント