Culture Against Apartheidに署名しました。
2023年、世界中で戦争が起き、大変心を痛めておりました。
新年早々、国内では災害と事故・事件と立て続けに起き、胸が傷んでおります。
国内外、いろんな状況の方がいることを想像しながら、自分たちができることとは何かを問いつつ、日々を丁寧に積み重ねていきたいと思います。
昨年末、在園保護者にシェアしたメッセージ(一部)をこちらにUPします。
【2023年も大変お世話になりました】
2023年は、開園以来、一番、保護者の皆さんと森に集った1年でした。
2017年から預かり保育を始め、数えればまもなく丸6年、うち4年はコロナと向き合う日々で苦しい時もありました。今年は、保護者のみなさんと、味噌汁を作ったり、森の整備をしたり、オープンデイなどで、たくさん顔を合わせ、言葉を交わす温かさを、日常の中で確かめ合うような時間だったように思います。
めぐみと森のようちえんは、ひろ・ぽぽが、自分たちの理想の暮らし、子育て・教育環境を実現のために立ち上げました。でも、究極的には、世界平和実現のために、めぐ森を運営しています。
乳幼児期の時から、自分の気持ちに耳を傾けて、他者との違いに目を向け、自分と他者を尊重し合う文化の中に身を置くことは、すぐに否定や批判ではなく対話をするという基本姿勢を身につけることに繋がる。それは平和の実現に不可欠ではないかと考えています。
喧嘩で想いをぶつけ合いながらも、「こうしたかったんや!」「せやったら、こう言ってくれたらよかったのに」と〈共に生きる〉を選ぶ、子どもたちから学ぶことは大いにあります。喧嘩をしながらも、尊重し合う子どもたちは、日々、違う価値観に触れることで、新しい感情や考えに出会い、新たな自分を知っていっているように思います。
みなさんはどんな社会が理想ですか?
私は、性別・人種・民族・国籍・障害の有無・所得・価値観に関わらず、互いを尊重し合う社会、支え合う社会。いろんな立場や環境の違いを超えて、みんなが想い合う社会が理想だと思います。
manma placeのまんまは〈ありのまま〉のまんまでもあります。世界中が、ありのままを尊重し合える世界になるようにと強く願う今だからこそ、manma placeの意味を噛み締めてしまいます。
今、世界に目を向けると、ウクライナ、パレスチナやさまざまな場所での戦争に胸を痛めています。虐殺・民族浄化に受け取れるような動きもあり、怖さを感じています。
日本でも、特定の人種・民族・職種・立場を憎悪に満ちた表現で批判することを目にすることがあります。都度、胸が締め付けられるような気持ちになっていて、同時に年々、日本と戦争が近くなってきているような印象もあり、、ですが、国際情勢や政治のことを話をすることに慣れておらず、もやもやと日々を過ごしていました。
パレスチナや国内の政治状況を見てて、もう、黙ってもいられない。どんどん人は死んでいくし、目に見える範囲は平和でも、許容は出来ない。しちゃいけないと思い、いろいろ考えて、以下の運動にmanma place/めぐみと森のようちえんとして署名しました。
>Culture Against Apartheidは、パレスチナの大量虐殺と民族浄化を止め、この問題の根幹にある、あらゆるレイシズム、性差別、抑圧、アパルトヘイト体制に抗する『文化』をつくる試み
https://www.cultureagainstapartheid.jp/
私たちは、対話を文化に。聴き合うを文化に。と活動しています。
それが、あらゆるレイシズム、性差別、抑圧、アパルトヘイト体制に抗する『文化』と信じています。
みなさんはどうですか?
焚き火を囲みながら、国際情勢や政治の話を「美味しいおやつある?」「これ美味しいよ!」「実は中身はイマイチみたいだけど」みたいなトーンで話できたらいいなぁと思ってます。
今、いろんなメディアから、自分の知りたい情報がすぐに得ることが出来る環境になっていますよね。加えて、GoogleやYahooなど検索エンジンが、YouTube、Instagram、X、Amazon、楽天、、何もかも、先回りして、関心あるトピックをおすすめしてきます。
例えば、保育園での事故のニュースばかり見てると、どんどん全国の保育園の事故のニュースが表示されるみたいに、苦笑
よほど、気をつけないと、偏った情報ばかりになってしまいます。
私は以下のメディアを参考にしながら、日々考えています。
特に国会の議論や、議員さんの会見など丁寧に扱っている。議員さん、記者の人となり・質感がわかるもので、専門家の話が長尺で聞けるものが好きです。しっかりした国会担当記者がいて、気軽にアクセスできるコンテンツがあるのはTBSラジオぐらいなので、以下のチョイスとなっています。
聴く国会シリーズや、国会論戦珍プレー・好プレーは、質問の立て方が上手い議員や、自分の言葉で語る人、文章を読む人、専門性、いろんな面が見えてきて、とても面白いです。このほか特集は、ラジオでじっくり話できるからこそ、出演される各分野の専門家の話を聞けること、また司会の荻上チキさんの質問の深め方がとてもいい塩梅で、おすすめです。寝かしつけや皿洗いしながらよく聞いています。
PodcastやSpotifyでも聞けるので、おすすめです!
国会担当の澤田大樹記者と、1週間のニュースを振り返る「ニュースエトセトラ」は色々見えて面白いです。
この他、Xなどで、いろんな切り取り動画や、違った価値観の意見を見ています。
TBSとは違う立ち位置の産経新聞を読んでみたり、新聞の各社説を見比べるのも面白いです。その辺りは、Sessionでも扱ってくれるので、現在地がわかりやすいです。
皆さん関心度もそれぞれ、見ているものも、判断基準もそれぞれだと思います。
一度、良かったら覗いてみてください。
24年は自分たちが大事だと思うものを確認しながら、不細工でも言葉にしていきたいと思います。
子ども達に平和のバトンを渡せるように。
平和な時代が長く続けられるように、皆さんと、この場を守っていきたいと思います。
どうか、引き続きよろしくお願いいたします。
最後になりますが、23年も大変お世話になりました。
24年もよろしくお願いいたします。
めぐみと森のようちえん
代表 佐道大倫
共同代表 佐道匡子
世界平和に寄与するものにという想いは大きいけれど、決して、できないとは思わないです。丁寧に、日々を重ねた先に、必ずできることと信じています。
どうぞ、皆さん、2024年もよろしくお願いいたします。
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