新型コロナウィルス流行に対しての対応について


めぐみと森のようちえん代表の佐道大倫です。


各地で広がりを見せ、日常生活にも影響が出始めている

新型コロナウィルス流行に関しての

めぐみと森のようちえんとしての対応をまとめました。


※本記事は2020年3月2日現在の情報を基に作成しています。

5月20日に「新型コロナウィルス対策・対応方針」を策定しました。

最新の対応はこちらをご覧ください。

以下は参考程度にご覧くださいませ。


こちらに記載している内容は全て、在園児童家族に共有済です。


※に参考にした資料を記載しております。


<対応の前提> 


今回の新型コロナウイルスは

下記の各点を除いて

インフルエンザと同程度に

考えればいい病気だと認識しています。

(以下の認識が改まれば当然その先の判断も変わります)


(コロナウィルスの特徴:※1

・発症後、症状が長引く

・高齢者、基礎疾患保有者の場合重篤化するリスクが高い

・明確な治療法(ワクチン等)が確立していない

(※1:新型コロナウイルス感染症について|厚生労働省) 


 コロナウイルスの子どもへの感染に関してまとめました。


(子どものコロナウィルス感染について:※2


・子どもの感染例は少なく、症状も比較的軽い。 

・子どもの患者のほとんどは、家庭内において親から感染している。 

・調査チームが聞き取りを行った範囲では、子どもから大人に感染したと話す人はいなかった。 

 (※2:WHO調査報告書|NHKサイト内) 


(めぐ森としての休校要請の受け止め:※3) 


その上で、首相の休校要請についての めぐ森としての受け止めをまとめました。


・感染リスクが低い子どもたちを対象とした休校要請の根拠が不明で効果に疑問がある。 

(※3:「今はまだ諦める時期じゃない」「一斉休校は議論していない」 新型コロナ専門家会議の委員が協力を呼びかけること|buzzfeed記事)

(※3:新型コロナウイルス感染症対策の基本方針の具体化に向けた見解|厚生労働省)


上記buzzfeed記事よりスクリーンショット


<対応の前提|まとめ> 


様々な情報を確認しましたが


・未就学児に対するコロナウィルスの感染リスクは高くない。 

・手洗いの慣行とせきエチケットの徹底で予防が期待できる。

・適度な運動とバランスの良い食事、十分な睡眠が免疫を高め予防につながる。(めぐ森の保育が不可欠)


と判断しました。


ただし、県立森林公園「根来山げんきの森」での活動では保育中に感染する可能性は否定できません。

感染者との接触や、トイレでの感染も考えられます。

リスクの洗い出しを行い、予防策の策定は可能と考えています。


政府方針の発表もありましたが、今後の感染拡大を防ぐには「うつらない」ことと併せて「うつさない」ことに意識をもって行動することが求められています。


その意識を持って、私たちは残りわずかな3学期開園する方向で準備を進めます。


以下に投稿する方針を基に 3月2日火曜日からの保育を再開します。 


<新型コロナウィルス 対応方針|2020.3.2.21:30 改訂>


以下のメッセージは在園児家族へ

3月2日の対応方針改訂と共に送った内容です。

対応方針と合わせてご確認ください。


めぐみと森のようちえんとしては 開園を決定しました。

ただし、
・県内で13名の感染者とうち1名の死亡 
・市内、県内の公立学校、園の一斉休校の実施 
・コロナウィルスの感染拡大か収束の瀬戸際の時期
という事実があります。 

以下の方針で保育を実施しますが、 
是非皆様の家庭の中で、しっかり熟慮いただき
各家庭でのご判断をお願いいたします。 
子どもを真ん中にご家族で議論ください。 
改めて、明日登園されるか、ご連絡くださいませ。





以上となります。

(方針は随時更新しますが、こちらの分は可能な限りの対応とします。)


末文となりますが、新型コロナウィルスによってお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りいたします。 

また、現在、新型コロナウィルスの検査・治療を受けておられる方の一日も早いご回復と日常の取り戻しを心から願い、検査・治療に当たられている方のご尽力に心から感謝申し上げます。


めぐみと森のようちえん

代表 佐道大倫

めぐみと森のようちえん

めぐみと森のようちえんは未就学児を対象とした、 「自分の土台を創る保育〜自分の人生を生きるために〜」をテーマにした全く新しい幼児教育です。 「選択と自由」「対話」「環境」の3つの要素と、パーマカルチャー 「暮らしの知恵」を大切にしています。 和歌山の豊かな森・川・海がまるっと園舎・園庭の認可外保育施設(幼児教育無償化対象施設)です。