オンライン保育の実践|STAY HOME編

こんにちは〜

めぐみと森のようちえん代表の佐道大倫です。


まずはこちらの動画をご覧ください。


めぐみと森のようちえん預かりクラスは

新型コロナウィルス感染拡大防止を目的に休園しています。

保護者の皆さんのご理解と協力

スタッフ・サポーターの一人一人の力を結集して

週3回のオンライン保育を4月13日よりスタートしました。


この取り組みは

STAY HOME
BUY LOCAL

を大切にしています。


いろんな状況や価値観がありますし、

何を事実として、何を選択するのか

それぞれではあります。


私たちの取り組みは

新型コロナウィルス感染のリスクを感じている方

教育関係、保育事業者に

届くといいなと考えています。




STAY HOME



少しでもおうち時間を豊かに。

を目的に

子どもたちと双方向の関わりを

オンラインの特性を生かし

実践しています。


この取り組みは

保育事業者である私たちが休園して終わり

ではなく、

オンラインを通してでも

在園児童向けに

何か取り組なないと

STAY HOMEは難しいのでは?

というのがスタートです。


そこで

スタッフ・サポーターと議論して

オンラインで何ができるかを

4月10日にまとめた内部用企画書が

こちらです。



私たちの保育の軸の一つ

「選択と自由」「対話」を

このオンラインで

どう表現するかに頭を悩ませました。


1学期が通常通りスタートできない中で

年少さんをどう迎えるかということ。。


またオンラインに慣れていない私たち・保護者・子どもたち。

子どもが画面を長時間見ることへの影響を考慮する必要性。


いろんな配慮が必要です。


様々調べる中で

管理者で音声のオン・オフや画面共有ができる

オンラインビデオ会議システムのZoomがベスト

と考え導入することにしました。

(人数と時間制限がないビジネスプランを購入しています。)


オフラインで

今までやってきたことを

そのまま表現するのではなく

「オンラインだからこそ」

を意識した場にしようということは

スタッフ・サポーターと話を積み重ねています。


そこで大切なのは

オンラインで

「できること」と「できないこと」を整理

することです。


めぐみと森のようちえんの保育コンセプトは


です。


「選択と自由」を考える事から気づいたこと


通常時では自由保育

やりたいことを選択できる環境・仕掛けを用意することで

子どもたちの選択と自由を担保しています。

写真|遊びに入れる・入れないで話し合っている様子です。
こういったコトが同時多発的に、入れ替わり立ち替わり自分や自分の周りで起こることが、次の一歩に繋がります。

このように子ども同士が反応しあって

多くの遊びや関係性、成長が生まれています。


しかしオンラインで

このような双方向の遊びややり取りは生まれるのか。。


イメージしてみたのですが、

・遊びに集中したとしても、音が聞こえたら画面に意識が向くであろう。。

・集中して何かを取り組むには、オンラインには向かない。

(大人でもオンラインは90分が限界と言われています)


ということで

非常に難しいはず。。

では、いったん「自由と選択」は

置いておいて

オンラインでできることは何か。

やはり「繋がる」ことではないか。


家族以外の人と関わり合う機会が

減っている現状で

オンラインを介して「繋がる」ことに

重きを置こうということになりました。




1週目のチャレンジ|提供型でのスタート


まずは子どもたちも僕たちも慣れないと

新しい世界は見えないと考え

まずはトライ!


事前に保護者の皆さんには

以下のグランドルールをシェアしました〜


|グランドルール| 

 こんな感じでオンライン保育を受けて止めてもらえたら。 
・ご家族も一緒に楽しむ姿勢で。無理に参加させようとしなくてもいいです! 
・なるべく気が散らない環境がいいと思います。 
・送り手の私たちも、受け手の皆さんも慣れていない取り組み。通信のトラブルもあると思いますし、そういった点も楽しみながら、この場を一緒に創っていく感じでいきましょう。


初めてのトライなので荒削りは間違いなし。

未完成なものを一緒につくろう!

というマインドを共有したい想いから

グランドルールを作りました。


特に1週目は

普段の保育とはガラッと変えて

提供型、一斉保育に近い取り組みをしました。


紙芝居や絵本を読みかせたり

著作権の問題があることに後日気づき現在はやっていません)

絵本「きんぎょがにげた」を導入に


めぐ森サポーターの家のどこかに

「きんぎょがにげた」

というオンラインならではの遊び

をトライしてみたり。

結構楽しかったです。


ただ準備とカメラと音声の調整が本当に大変でした。


場面場面で、音声とカメラの切り替えがややこしすぎて

タイムテーブルで整理して当日を乗り切りましたが、

毎回こんなことはやってられない(笑)

というのと

この路線だと「子どもをいかに飽きさせず」に

映像オンラインコンテンツを出すという志向になり

Eテレと真っ向勝負みたいな負け戦になるね(笑)

そもそも、めぐ森でそれをやる必要がない。

という話に落ち着きました。


もう少し

子どもたちに委ねる場にしたいということで

当初企画案でもあった、

「きんぎょがにげた」の派生企画

たからさがし

をすることにしました。


私たちが子どもたちに

「赤いもの」

「丸いもの」

とお題を出して、

お家からさがしてきてもらう

オンラインワークショッププログラムです。


写真|たからさがしの様子。テーマは赤いもの。椅子や帽子、恐竜のおもちゃ、服など様々。それがまた面白い。


ネイチャーゲームのフィールドビンゴのようなイメージです。

オンラインだからこそ「ごかん」を意識するような仕掛けにしたいと

かたち、いろ、おと、手触りをテーマにしました。


これが大好評。

探してくる面白み。

おうちの違いが見れて面白いし、

何を持ってきたかインタビューもできて、

子どもたちも楽しみながら

表現できる・聞く機会もつくれて

いいねとなりました。


特に顔を会わせないで始まった1学期

お友達に興味を持つ点でも

いい導入になると感じました〜。


子どもたちも呼びかけに応じるスピードが早くなってきたり

オンラインに慣れてきている感じがあったので

そもそもオンラインで「繋がる」ってところに

戻ろうということで2週目のトライになりました。


|1週目のオンライン保育の内容|

4.13.Mon|9:30〜10:10頃

ぽぽ・くま・ひろとひさしぶり。はじめまして。

4.15.Wed|9:30〜10:10頃

きんぎょがにげた / たからさがし。

4.17.Fri|9:30〜10:10頃

たからさがし


2週目からのチャレンジ|めぐ森らしさがオンラインで。

はまた次回。


誰かのアイデアやアクションにつながれば幸いです。


(ひろ)





めぐみと森のようちえん

めぐみと森のようちえんは未就学児を対象とした、 「自分の土台を創る保育〜自分の人生を生きるために〜」をテーマにした全く新しい幼児教育です。 「選択と自由」「対話」「環境」の3つの要素と、パーマカルチャー 「暮らしの知恵」を大切にしています。 和歌山の豊かな森・川・海を、まるっと園舎・園庭にした2019年4月に正式開園した新しい認可外保育施設です。